黄ばんだりくすんだりしたヘッドライトだと、車が古く見えてしまいますよね。
新車の時はピカピカだったのに、4~5年経つと少しくすんできて、それ以上経つと黄ばんでもっと古い車になったような気がしてしまいます。
そこで、プロにやってもらおうとショップなどに行ってみて、工賃などの価格を見て『ヘッドライトだけ磨くだけなのに高いな。』と思って、自分でやろうかなと思った方。
自分でヘッドライトを磨こうと思ったけど、磨く為のペーパーってどんなの使えばいいんだろうと言う方に、ヘッドライトを磨く為のペーパーの種類をご紹介します。
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黄ばんだヘッドライトを磨くには耐水ペーパー
車のヘッドライトを磨くのにおすすめなのは、紙やすりの中でも耐水ペーパーという種類のものがベストです。
読んで字のごとく、耐水で水に強い紙やすりです。
なぜ耐水ペーパーなのかと言いますと、ヘッドライトを磨く前に汚れを落とすために洗います。
洗ったら濡れているので拭かなければいけませんよね。
けど、ペーパーで磨くと削りかすが出るので、その都度洗い流してまた拭くというのは面倒です。
それならば、濡れたままでも使える耐水ペーパーの方が楽ですよね。
それに、耐水ペーパーの方が細かい粒度が揃っておりプラスチックを磨くのに適しています。
耐水ペーパーの番手の選び方
耐水ペーパーの番手とは、ペーパー表面に研磨用の砂状の粒子が付いており、その目の粗さを表します。
番手は、小さいほうが荒く、大きくなるほど細かくなります。
500番→荒め、1000番→中荒、1500番→細め、2000番→かなり細め
となります。
用意する耐水ペーパーは、車のヘッドライトの状況に応じて揃えると良いでしょう。
かなり黄ばんだヘッドライトの場合
400番、もしくは500番から、600番、800番、1000番、1500番、2000番を揃えると良いです。
少し黄ばんだヘッドライトの場合
800番、1000番、1500番、2000番を揃えると良いです。
ほんの少し黄ばんでいるか、白くくすんだ感じのヘッドライトの場合
1000番、1500番、2000番を揃えれば大丈夫でしょう。
もし、1000番でも少し黄ばみやくすみが残っているようなら800番を使えば落ちます。
*番手選びの注意点として
1000番から下の番手は決して200番手以上空けないようにしましょう。
1000番から上は500番手以上空けないようにしてください。
例えば、400番で磨き、次に800番を使うとか、600番で磨いて次に1000番や1000番から次に2000番など、番手を飛ばして上げれば速く終わる訳ではなく、逆に余計に時間が掛かってしまいます。
耐水ペーパーの番手が荒いという事は、削った時に付く傷が深いという事です。
なので、その傷よりも少し浅く削っていく事により、段々と傷が目立たなくなるのです。
だから番手を飛ばすという事は、深い傷なのにその傷の深さ近くまで削れないペーパーでひたすら削っていかなければならなくなり、余計に時間が掛かるのです。
良く、『ペーパー傷が取れなくて失敗した~!』と言っていますが、これは番手を飛ばしたか、水をしっかりと使わずに磨いた事が原因で、傷が消え切れなかったということです。
楽天ですと、こちらのショップがお安くメール便で送ってくれます。
ペーパーは、割と大きく使用は少しだけで良いので、番手1つに対して1枚で必要な耐水ペーパーをご注文してください。
Amazonだと、こちらの商品が#180 #240 #320 #400 #600 #800 #1000 #1200 #1500 #2000 各1枚づつの10枚セットで便利です。
ヘッドライトを磨く時の耐水ペーパーの使い方
耐水ペーパーは、磨く際に水を切らさないようにして磨きます。
水無しで磨いた場合、削りカスがペーパーに詰まり削れなかったり、カスにより傷が付いてしまう事になります。
ヘッドライトを耐水ペーパーで磨くときには、磨いていくと削りカスにより汚れてきます。
最初は黄ばんだカスを含んだ液体が出てくるでしょう。
この黄ばんだ液体には、ヘッドライトの表面の黄ばんだ塗膜と耐水ペーパーから剥がれ落ちた研磨粒子が含まれています。
その為、この黄ばんだ液体が少し濃いくなったら、水で流してきれいにしましょう。
水道からホースを引いて傍に準備しておくか、近くまでホースが引っ張れない場合やマンションなどで蛇口が無い場合は、ジョウロに水を汲んで持ってくるか、ペットボトル数本に水を用意し研磨して汚れてきた時に流しましょう。
他に、洗面器程度の容器に水をいれて、耐水ペーパーの汚れを落としながら磨くと効率よく出来ます。
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ヘッドライトを磨いたら下地処理とコーティング
ヘッドライトを耐水ペーパーで研磨したらコンパウンドを使用しましょう。
2000番でも、かなりペーパー傷が残ります。
そこで、コンパウンドでその傷を取ってあげるとまるで新品のように澄んだヘッドライトになります。
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コンパウンドはこちらの、ソフト99トライアルセットが初心者にはおすすめです。
細目、極細、超極細の3セットで、これ一つで充分揃います。
ここまでで、きれいな下地のヘッドライトになっているのでコーティングをするのですが、このままではコーティング剤がきれいにヘッドライトに定着しません。
ヘッドライトに残る油分を、きれいに脱脂し除去してからコーティングをすることにより、しっかりと定着しより長く維持してくれます。
ヘッドライト研磨後の脱脂には
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ゴムやプラスチックに影響が少ないように出来ています。
ですが、念のために目立たない場所で一度試してください。
ヘッドライトを磨いて脱脂したらコーティング
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耐候性・耐久性に強いと定評のある、ワコーズのハードコート復元キットです。
下地処理剤が一緒になっているので、磨きの最後に使用しその後に脱脂しコーティングします。
施工後、12時間以上は雨などの水に濡らさないようにしないといけないのでご注意下さい。
黄ばんだヘッドライト研磨に必要なペーパーの種類・使い方のまとめ
ヘッドライトをプロのようにきれいに磨く原理は一緒ですので、あとは道具とやる気です。
プロのように便利な工具が無いので、地道な手作業となりますがヘッドライト左右で1時間~1時間半もあれば終ると思います。
詳しい工程はこちらの『ヘッドライトの曇りや黄ばみをきれいに取る方法!』で、ご紹介しているので是非ご覧下さい。
耐久性・耐候性に優れたコーティング剤とはいっても、半年~1年ですので、やはり徐々にはくすんできたり黄ばんできます。
症状が出始めの早めの対処により、コンパウンドのみの研磨をし、再度コーティングすれば済みます。
それすら面倒かなという方はこちらの『半永久的に持続するヘッドライトコーティング』をご覧下さい。
以上が、【黄ばんだヘッドライト研磨】必要なペーパーの種類・使い方のご紹介でした。
ご参考に役立てて頂けたら幸いです。
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最後までお読み頂きありがとうございます。