平成30年5月23日、トヨタ自動車株式会社は車両に不具合があったとして国土交通省にリコールの届けを提出した。
対象車種は『アルファード』『ヴェルファイア』の計2車種となっています。
リコール対象車の不具合箇所と状況及び、改善措置
不具合箇所は、制動装置(駐車ブレーキ)となっています。
不具合状況は、電動パーキングブレーキにおいて制御用コンピュータ電源回路の異常検出プログラムが不適切なため、バッテリーが劣化しているとアイドリングストップから再始動する際の電圧低下を異常と判定することがある。
その為、警告灯が点灯しているので電動パーキングブレーキが作動しない恐れがあるとのことです。
改善措置は、全車両の制御プログラムを修正することとしています。
リコール対象箇所の不具合件数と事故、発見の動機
不具合件数は24件、事故は0件となっています。
発見の動機は、市場からの情報による。
リコール対象車への周知措置と問い合わせ先
使用者には、ダイレクトメール等で通知するとしています。
自動車分解整備事業者には、日整連発行の機関誌に掲載。
改善実施済車には、運転者席側のドア開口部のドアストライカー付近に№4265 のステッカーを貼付するとなっています。
問い合わせ先 トヨタお客様相談センター
TEL 0800-700-7700
リコール対象車の型式と車体番号及び製作期間と台数
名称 アルファード・ヴェルファイア
型式 DBA-AGH30W
車台番号 A G H 3 0 – 0 0 0 1 0 0 5 ~ A G H 3 0 – 0 1 7 8 6 4 0
製作期間 平成26年12月 8日~平成30年 2月19日
対象台数 9,386台
型式 DBA-AGH35W
車台番号 A G H 3 5 – 0 0 0 1 0 0 1 ~ A G H 3 5 – 0 0 2 5 6 4 9
製作期間 平成26年12月 8日~平成30年 2月22日
対象台数 24,238台
型式 DBA-GGH30W
車台番号 G G H 3 0 – 0 0 2 0 9 0 8 ~ G G H 3 0 – 0 0 2 2 9 3 7
製作期間 平成29年12月13日~平成30年 2月26日
対象台数 1,251台
型式 DBA-GGH35W
車台番号 G G H 3 5 – 0 0 0 6 7 2 1 ~ G G H 3 5 – 0 0 0 7 2 9 0
製作期間 平成29年12月13日~平成30年 2月23日
対象台数 338台
合計2車種、4型式、35,213 台のリコールとなっています。
以上が、トヨタ【リコール】アルファード・ヴェルファイア ブレーキに不具合のご紹介でした。
ご参考に役立てて頂けたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。