平成29年1月27日、日産自動車株式会社はセレナ12,802台に不具合があったとして国土交通省にリコールの届けを提出した。
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日産リコール対象車セレナの不具合箇所と状況及び、改善措置
リコール対象の不具合箇所は、制御装置(ABSアクチュエーター)となっています。
不具合の状況は、制御装置(ABSアクチュエーター)内のポンプにおいて、組み付け設備の調節が不適切な為、組み付け時にポンプ内部のシールが破損したものがあるとしている。
その為、ABS作動時にブレーキ液の吐出圧が不足することがあり、最悪の場合は、ABSが作動せずに走行の安定性が損なわれる恐れがあるとしている。
改善措置は、全車両において当該制御装置(ABSアクチュエーター)の製造番号を確認し、対象の場合には良品と交換するとしている。
今回のリコール対象箇所の不具合件数と事故、発見の動機
不具合の件数は1件、事故は無しとなっています。
発見の動機は、車両製作工場からの情報です。
リコール対象車への周知措置
使用者には、ダイレクトメール等で通知するとしています。
自動車分解整備事業者には、日整連発行の機関誌に掲載。
改善実施済車には、運転席側のドア開口部のドアストライカー付近にNo.3977のステッカーを貼付する事となっています。
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日産セレナ、リコール対象車の型式と車体番号及び製作期間と台数
名称 セレナ
型式 DAA-GFC27
車体番号 GFC27-014000~GFC27-022822
製作期間 平成28年10月1日~平成28年11月9日
対象台数 7,789台
型式 DAA-GFNC27
車体番号 GFNC27-002094~GFNC27-003899
製作期間 平成28年10月1日~平成28年11月7日
対象台数 1,321台
型式 DAA-GC27
車体番号 GC27-005292~GC27-007787
製作期間 平成28年10月1日~平成28年11月10日
対象台数 2,414台
型式 DAA-GNC27
車体番号 GNC27-001035~GNC27-001856
製作期間 平成28年10月1日~平成28年11月10日
対象台数 815台
型式 DBA-C27
車体番号 C27-000754~C27-001218
製作期間 平成28年10月1日~平成28年11月7日
対象台数 463台
合計1車種、12,802台
今回の【日産リコール】セレナのまとめ
ABSは最近の車では必ず付いているブレーキのアシスト機能です。
ABSが付いていない昔の車に乗ったことがある方なら、この機能がいざと言う時にどれほどの効果があるのかはお分かり頂けるかと思いますが。
ABS=アンチロック・ブレーキ・システムとは
急ブレーキ、あるいは低摩擦路(凍結路面や濡れた路面など滑りやすい道)でのブレーキ操作において、車輪のロックによる滑走発生を低減する装置である。
要は、タイヤがロックしてしまい回らない状態になり路面を滑っていってしまうので、ハンドル操作が効かなくなってしまうのです。
特に今の季節ですと、雪が降る事が多く、それこそ雪国に住んでいる方には必需品とも言うべき装置ではないかと思います。
万が一が起こる前に、お早めの対処をおすすめします。
以上が、日産【リコール】セレナ約1万3千台ABSに不具合のご紹介でした。
ご参考に役立てて頂けたら幸いです。
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最後までお読み頂きありがとうございます。