平成29年1月19日、富士重工業株式会社(スバル)は、車両に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。
リコール該当車種は、平成15年~21年のレガシィのみとなっています。
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スバルリコール対象車の不具合箇所と状況
リコール対象の不具合箇所は、緩衝装置(フロントストラット)となっています。
不具合の状況は、フロントストラット(緩衝装置)においてストラット上端の取り付け部分の締結緩み評価が不十分なために、縁石などに乗り上げ衝撃を受けた際に取り付けナットが緩んでしまうことがあるという。
緩んだ状態で使用を続けると、フロントストラットの取り付け部にガタが生じ損傷を受け、異音が発生する恐れがあるとしている。
不具合の改善措置
全車両の当該部ナットを、対策品と交換して再締め付けを行うとしている。
また、フロントストラットに異常が認められた場合は、新品に交換するとしている。
今回のリコール対象箇所の不具合件数と事故、発見の動機
不具合の件数は334件、事故は0件となっています。
発見の動機は、市場からの情報によるものです。
リコール対象車への周知措置
使用者には、ダイレクトメール等で通知するとしています。
自動車分解整備事業者には、日整連発行の機関誌に掲載。
改善実施済車には、運転席側のドア開口部のドアストライカー付近にNo.3965のステッカーを貼付する事となっています。
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リコール対象車の型式と車体番号及び製作期間と台数
名称 レガシィ
型式 TA-BL5・ABA-BL5・CBA-BL5
車体番号 BL5-002001 ~ BL5-088516
製作期間 平成15年5月12日 ~ 平成21年4月15日
対象台数 29,990台
型式 DBA-BL9
車体番号 BL9-004003 ~ BL9-004744
製作期間 平成20年4月10日 ~ 平成21年2月20日
対象台数 202台
型式 UA-BLE・CBA-BLE・DBA-BLE
車体番号 BLE-002001 ~ BLE-021174
製作期間 平成15年8月22日 ~ 平成21年4月10日
対象台数 8,736台
型式 TA-BP5・ABA-BP5・CBA-BP5
BP5-002005 ~ BP5-181698
製作期間 平成15年4月24日 ~ 平成21年4月13日
対象台数 67,384台
型式 DBA-BP9
車体番号 BP9-059395 ~ BP9-061860
製作期間 平成20年6月9日 ~ 平成21年2月23日
対象台数 201台
型式 UA-BPE・CBA-BPE・DBA-BPE
車体番号 BPE-002001 ~ BPE-037375
製作期間 平成15年8月22日 ~ 平成21年4月13日
対象台数 9,883台
今回の【スバルリコール】レガシィのまとめ
縁石などに乗り上げた際の衝撃とありますが、普段の走行でちょっと段差があり衝撃がある場所を日常的に良く通っている状況でも緩んでくるのではないでしょうか。
でなければ、生産終了から8年経った今頃になって334件もの不具合の報告はなかなか無いのではないでしょうか。
リコール対象車のレガシィにお乗りの方で、日常的に段差など衝撃のある場所を走行している方は充分お気を付け下さい。
また、事故などになる前に対策されることをおすすめします。
以上が、スバル【リコール】レガシィ約11万6千台のご紹介でした。
ご参考に役立てて頂けたら幸いです。
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最後までお読み頂きありがとうございます。